明大スポーツ新聞部

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【準硬式野球部】秋季リーグ戦3位 新戦力も大きく台頭/東京六大学秋季リーグ戦

◆9・2~1029 東京六大学秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)

▼③明大

 

 秋季リーグ戦が閉幕し、明大は2年連続3位という結果に終わった。4年生の引退前最後の大会となった今リーグ戦。第1節こそ勝ち点を落としたものの、その後は3カード連続で勝ち点を奪い、最終節まで優勝争いを繰り広げた。最終節で優勝を法大に敗れて優勝は逃したが、ルーキーの出場機会も増えて下級生が多く経験を積んだ実りある大会となった。

 

 

 新戦力の活躍が光った。9月頭に行われた清瀬杯で引退を迎えた4年生も多く、戦力低下が懸念されていたが、今まで出場機会に恵まれていなかった選手たちが躍動。チームに活性化させた。中でも池尾俊祐外野手(法2=岐阜城北)はベストナインを獲得する活躍を見せた。清瀬杯ではベンチ外だった池尾は初戦の慶大1回戦からベンチ入りを果たす途中出場で安打を放ち猛アピール。慶大2回戦からスタメンに名を連ね、走攻守でチームに貢献し続けた。「チャンスをいただいた場面でチームに貢献することを考えた」(池尾)と、与えられた機会を物にした。また高桑一真外野手(商1=日大二)、荒畑裕太内野手政経1=日大二)が本塁打を放つなどルーキーの活躍も光るリーグ戦だった。

 

4年生の夢を引き継ぐ。2季連続で優勝争いを演じたもののあと一歩のところで優勝を逃した。「優勝できなかったのはとても悔しい」(久保田駿主将・法4=広陵)。新主将となる平島嘉之外野手(営3=明大中野八王子)は「全て優勝を目指す」と4年生が果たせなかった夢を引き継ぎ、活躍することを誓った。久保田が主将となり大きく良い方向に変わった今チーム。4年生が残した明大らしい全員野球を引き継ぎ、来年こそは夢の全国制覇を果たす。

 

[大西健太]

 

久保田

「優勝できなかったので悔しい思いが強いです。(主将としては)全日本優勝という目標は叶えられなかったですけど、清瀬杯優勝を全員でつかめたのはとても大きかったと思います。チームとしてとも昨年より成長できたのではないかと思います。(後輩たちには)次の首相が平島になって、必ず自分よりいい主将になってくれると思うので、みんなついていってくれると思いますし、自分たちが成し得なかったリーグ戦優勝と全日本優勝を目標にして、それを達成して報告を聞かせてほしいという思いがあります。(二塁手は)まだ誰なるかわかりませんが、自分らしいプレーをやってくれればいいと思います。(最後に)4年間ありがとうございました。チームに感謝の気持ちしかないので、4年間通してありがとうという言葉をみなさんに伝えられればと思います」

 

平島

「4年生が抜けられた選手がいる中で最終的にはAクラスを死守できたことはいい経験になりました。ただ優勝できなかったことが悔しいという気持ちです。(4年生については)一番は日本一にできなかったという後悔が自分の中にはずっとあるので本当に申し訳ないないという気持ちが自分の中にはあります。でもずっと下は向いてられないので自分を主体に頑張っていかなければならないなという気持ちです。(二塁手については)来年の二塁手は全然まだ決まっていなくてこれから様子を見ながらいろんな選手を試していけたらいいなと思います。やっぱり前の二塁手が久保田さんだったのでその穴を埋める選手はとても難しいと思うのでこれから冬の期間を越えてどんどん選手を見つけられるようにしていきたいです。(来年に向けては)先輩たちが成し遂げられなかったものは全部取りたいなと思っているのでもちろん最初の関東からリーグ戦そして全日本全てのタイトルを優勝で飾れれば先輩たちに対しても一番の恩返しになるかなと思います。また普段支えてくれているマネージャーや本当に様々な方に応援して頂いているのでそのような方々に優勝という形で恩返ししたいなと思います」

 

池尾

「率直にベストナインは嬉しいです。(手応えは)最初の早慶、東大戦までは調子が良かったので、このまま続けばチームに貢献できると思っていて、あまり賞に気はなかったです。(後半の打率低下は)立大戦が1番落ちてしまったと感じていて、法大戦で少し持ち直したと思いましたけど、打席で下半身の重心が落ちたていないと立大戦の調子の悪さから気づいたので、修正できるようになったのは高校時代とは違って大学での成長だと思います。(清瀬杯は)ベンチ外だったことは特に気にしていなかったです。ただチャンスをいただいた場面でチームに貢献できるようにしか考えていなかったので、変な気持ちがなかったのは良かったです。(来年は中心に)なるのかはわからないですけど、与えられたチャンスの中でチームに貢献できるような打撃、守備、走塁をしていきたいです。(目標は)具体的に1シーズンで20安打を打てるようにして、好機で打点を取れる打撃を身につけたいと思います。(意気込み)今季は3位という結果に終わってしまいましたけど、来季春は1位で全日本も優勝していきたいです」