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【バスケットボール部(男子部)】覇者・拓大に敗戦 リーグ戦を7位で終える/関東大学1部リーグ戦

◆9・2~10・29 第93回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)

▼10・29 対拓大2回戦(駒沢屋内球技場)

明大79{14―19、21―22、17―23、26―29}92拓大◯

 

 イージーミスが大きな点差を生んだ。2カ月に渡って行われたリーグ戦の最終節は、2節を残しリーグ優勝を決めていた拓大に敗れた。前半は集中したディフェンスとアウトサイドからのシュートで互角の戦いを展開。しかし4点ビハインドで迎えた第3クオーター(Q)で、開始3分から4連続でシュートを決められ14点差に。その後も細かいミスが続き点差を埋めることができず79―92で試合終了。リーグ戦は8勝10敗の7位で幕を閉じた。

 

 スターターは、齋藤拓実(営4=桐光学園)、綱井勇介(文3=大阪学院)、須藤昂矢(営2=桐光学園)、森山修斗政経3=瀬田工)、今川友哲(営3=大阪桐蔭)。

 

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抜群のシュート率を見せた野口

  あと一歩及ばなかった。第2Qでブザービーターを決められ36―40で迎えた第3Q。速攻でレイアップに持っていくが2m超えのドゥドゥ(拓大)に一対一でブロックされるなど、拓大の高さのあるディフェンスにタフショットを強いられた。さらに明大が取ったオフェンスリバウンドは試合を通しても3本のみと、セカンドチャンスを得られない。その間に強烈なドライブでゴール下から確実に得点を重ねられると、同Q残り6分で9点差に。吉川治耀(情コミ4=京北)の3Pシュートやスチールで食らい付くも点差は縮められず、10点ビハインドで最終Qへ。「相手に圧倒されたというより、自分たちで勝手にパスミスしたりそういうところから差を広げられた」(今川)と巻き返したいところでターンオーバーを多発。また、ドゥドゥにダブルチームで対応するも、手薄になったアウトサイドを狙われ得点を許し79―92で敗戦。「各クオーターの少しの点差が積み重なって、最後は13点差という形でゲームが終わってしまった」(濱西康一監督)。最後までほころびを修正できなかった。

 

 苦しい試合の中で、眠れる獅子が目覚めた。7点ビハインドの第2Q残り9分、野口龍太郎(政経2=九州学院)はコートに立つと出場1分半で3Pシュートを沈める。「1本目の3Pが入ってその後も続けて入ったので自分のリズムでシュートを打てた」。持ち味の3Pシュートに加え、レイアップシュート、バスケットカウントも獲得し34―34の同点とした。試合全体では3Pシュートを5本中4本沈め、合計得点はチームトップの21点。シューターとしての役割をまっとうし爪痕を残した。しかし、練習で意識を向けているのはディフェンスという野口。「自分的にはシュートよりディフェンスを重点的に練習からやっていきたい」。苦手であるディフェンスを強化し〝いい守備からいい攻撃〟という明治のバスケを体現する。まだ2年生の点取り屋は、今まさに殻を破ろうとしている。

 

 上位に食い込めずとも、成長のリーグ戦だった。「8勝しかできなかったけど、いい勝負はできたからプラスに考えたい」(吉川)。例年にない混戦となった今年のリーグ戦。コーチが抜けたため、松本大河主将(文4=能代工)が中心となりチームをまとめ、齋藤が練習の指揮を取った。「自分がいろいろ指示を出してやっていたが、リーグ戦1周目と2周目で全然違った。相手もしっかりスカウティングをしてきてアジャストされて、そこにケガ人が出たりいろいろうまくいかなかった」(齋藤)と1周目の5勝4敗に対し、2周目は明大の弱みを突かれ3勝6敗と負け越した。選手主体で行う難しさに直面。それでも「4年生が練習中も試合中も常に声を掛けてくれて良い雰囲気でできた」と野口。主力の下級生がケガや体調不良で抜けてしまったホームゲームでは、4年生が意地を見せ1点差で勝利を収めた。「(リーグ前後で)プレーだけの成長じゃなくて精神的な成長も随所に見られた」(濱西監督)。リーグ18節全てが、選手一人一人の力となった。

 鍛え上げたチーム力と共に、個の力も光った。華麗なプレーで会場を沸かせた齋藤はファン投票で1位に輝きMIP賞を獲得。個人ランキングでは今川はリバウンド数で日本人トップの6位、さらに14節までインサイドで大活躍を見せていたルーキー植松義也(営1=桐光学園)はブロックショット数で日本人トップの5位に輝いた。

 

 チーム一丸でインカレ制覇を狙う。「まだまだ伸びしろのあるチームだと思うので、この3週間で伸ばしたい」(齋藤)。留学生を擁するチームへの苦手意識やリバウンド数の少なさなど、リーグ戦で見えた課題は明確。「短所は克服して長所は伸ばして全員でやっていきたい」(濱西秀人・国際4=国学院久我山)。昨年は関西学大に敗北し、まさかの2回戦敗退となったインカレ。今年は最後まで勝ち進み、笑顔で締めくくる。

 

[亀井笙子]

 

試合後のコメント

濱西監督

「昨日このリーグで一番ダメなゲームをやってしまったので、今日は試合始まる前にしっかり勝とうということ話しました。結果的には負けてしまいましたけど 、ほんのちょっとの差が積み重なって13点っていう形。せっかくリバウンド取ったのにアウトレットのところで相手に取られて点数に結びつけられちゃったり、もったいない積み重ね。決して戦えてなかったわけではないですし、ちゃんと拓大に挑めていました。結果としては負けてしまったけど、昨日の悪い流れを修正できてしっかり戦えたと思います。もったいなかったなってところを修正できたら勝利につなげられたゲームだったと思います。(あと少しだった)あと少しのところがやっぱりもったいないミスとかが積み重なった結果で、最終的な点差につながってしまったなと。数自体は飛び抜けて多いわけではないけど、点数に直結するようなターンオーバーがもったいなかった。あとは留学生チームと戦うにあたって、勝ててる試合っていうのはリバウンドの部分でいい点、あるいはちょっと差なんですけど昨日も今日も20本ほどトータルリバウンドのところで差をつけられてしまっていました。そこでちょっと工夫が必要かなというところですね。インカレでも地方のチームと当たるにしても留学生を有してるチームが多いですし、その辺のところをどう改善していくか頑張っていくか。オフェンスにスムーズにつなげていく展開にしていかないと、明治が目指してるファーストブレイクからセカンド、あるいはセットっていうバスケットができなくなってしまうので、リバウンドのところを一番改善したいです。みんな能力はありますから、1カ月かけて良い形でゲームメイクできるようにしたいと考えています。(今年また監督に就任してここまで)今まで長いこと監督はやっていたんですけども、今シーズンは監督兼コーチのように試合の采配をするっていう立場で、そういう意味では初年度でした。リーグ始まる前の夏合宿、どういうふうな戦い方を武器にして戦っていくか、この後のインカレ優勝に向けてどうやってチームをいい方向に持っていけるかっていうところを考えて。それこそリーグ始まる前は一勝もできないんじゃないかなんていう不安ばっかりよぎるような日々でしたけど、選手たちが自主的に意見を言い合って、対策もしっかりとビデオミーティングしたり、チームでこうしようああしようとやってくれました。キャプテンの松本大河中心に齋藤拓実がコーチ的な役割を果たしてくれて、また4年生が思っている意見を言い合ってという形でこのリーグ戦18ゲームを戦ってくれました。4年生の代っていうのは毎年監督が代わった苦労した代だったと思うんですけど。今年はみんなの持ってる能力を最大限出してコートで表現してもらうように、空気づくりを考えながらやったリーグでありましたし、インカレも持てる力をのびのび出させて、行き過ぎた時はセーブさせるって役割をしたいと思っています。(選手とのコミュニケーション)選手たちが実際コートに出て肌で感じていることと、ベンチから見て感じていることのギャップって当然あります。僕の方もどうしようか、やってみるか、ちょっとディフェンスを変えてみるか、仕掛けてみるかとは言いますけど、ガードやキャプテンの意見を尊重しつつ、言い過ぎないように。自分たちでこうしたら良い、ああしたら良いと言える空気だったり、選手交代にしてもベンチの方から行きますって言う選手も出てきてるし、控えのメンバーの中でもお前行けよとか代わった方がいいとか思ったことを口に出せるような空気ができていると思います。それを勝ちにつなげられるように。ベンチから見たコートのまずいところは言ってあげれてると思うので、選手と相談しながらやってるところです。(リーグ戦の前後で成長を感じるところ)この2カ月、18戦の中でみんなそれぞれ経験を積んですごく成長してると思います。それから去年試合に全く試合に絡まなかった人間も経験を積むことによって成長できてチームの力になってくれてます。なかなかプレータイムをもらえなくても責任持ってベンチから声掛けしてくれてたりとか、プレーだけの成長じゃなくて精神的な成長っていうんですかね。そういうのが随所に見られたのはうれしいというか、今後もそういうチームであり続けてほしい。そういうベースがちょっとできたかな。まだできてはいないんですけど、兆しが見え始めたかなとは思っています。(インカレに向けて)おそらくインカレでもこのリーグの顔ぶれっていうのは変わらず上位に進出してくると思います。やっぱり上位のチームに負けてしまっているっていう対戦成績。だから戦った中でなぜ負けたのかっていうのを検証して、次は勝てるようにしたいです。トーナメントなので、何が起きるか分からない。優勝のチャンスも絶対にあると思うし、戦い方次第では歯が立たない相手というのはいないですから。ただし、うちの8勝っていうのも余裕で勝った試合なんていうものは1ゲームもなくて、みんなで力合わせて最後勝ち切れたっていうそういう8勝だと思います。ですから一試合一試合チャレンジャーとして。地方のチームと当たるときでも受け身にならないで。開会戦からチームにしっかり勢いをつけさせるためにやるべきこと、明治がやってきたことを表現しながらインカレ勝ち進んでいきたいと思っています」

 

齋藤

「勝っておきたかった試合でした。勝った状態で他のチームがどうなるかを見たかったです。リバウンドの差が大きかったです。ディフェンスでもっとハードにコンタクトを取っていればリバウンドもやられなかったと思います。意識次第で本当に変わることなので。ドゥドゥに取られてしまうっていうのは仕方がないところがありますけど、ルーズボールを取られてしまったり、日本人同士の競り合いで負けてしまっているところも多かったです。そこは直せるところだと思うので、意識しなきゃいけないなと思います。(リーグ全体は)本当に長かったです。今の状況の割にはと良かったのかなとは思いますけど、今年は例年にないくらい混戦になって、その中で後半黒星が続いてしまったので、もうちょい結果を残せたかなとも思います。勝敗が逆で10勝8敗くらいはやれたんじゃないかなと。練習だったり、自分がいろいろ指示を出してやっていたんですけど、やっぱり所詮は一選手ですし、1周目と2周目で全然違いました。相手もしっかりスカウティングをしてきてアジャストされて、そこにケガ人だったり色々うまくいかなくて負のスパイラルみたいになってしまったのが反省です。4年目が一番長くて辛かったです。考えることだったり、責任や自覚だったり背負うものが多かったなと。(練習面やスタッフなどの環境)受け入れた以上、4年生はみんな頑張ってくれましたし、自分と同じように辛かったんじゃないかと思います。今の状況がインカレまでに変わるかといったらそうではないので、もう1回しっかり受け止めて自覚や責任を確認してインカレに臨めたらなと思います。練習の指揮は夏帰ってきてからはずっと。夏の間もほとんどそうだったかなという感じです。(引っ張る上での苦労)練習のメニューもずっと一緒だとモチベーション的な意味で難しいところも多くて、かといって新しいメニューをやろうとするのも難しくて。だから今までのメニューを少し変えてやってみたりして、知識の部分は出せているつもりなんですけど、いざ練習を始めるとぐだってしまったりしたのでその辺は大変でした。(インカレに向けて)欲張りかもしれないですけど、ディフェンスもオフェンスもまだまだ良くなれると思っています。チームディフェンス、チームオフェンスもそうですけど、そもそもの個々のスキルも上げないといけない。足がなかったらそもそもチームディフェンスもできないので、そこはしっかりと追い込んでいきたいです。オフェンスでは走れたらそれが一番いいですけど、ハーフコートになった時にセットオフェンスだったり、バリエーションを増やさないとなと思います。自分が考えたセットを2周目から取り入れたりしてみましたけど、やっぱり関東や関西のチームはスカウティングをしてくると思うので、増やせるようにしたいです。まだまだ伸びしろのあるチームだと思うので、この3週間で伸ばしたいですし、伸ばさなきゃ勝てない。インカレでは3年間ベスト4に入れていないのでまずはそこを目指して、そして狙っているのはやっぱり優勝なので、それに向けて頑張ります」

 

濱西

「昨日の反省を生かして走っていこうってことで、交代はたくさんいるからみんな全力で走っていこうっていう形でやりました。でもところどころ僕もそうなんですけど、小さいターンオーバー、イージーシュートのミスが重なってしまいました。それが前半リードできなかった原因かなと思ってます。後半は相手に速攻とかで逆に走られて結果的に92点くらい取られちゃって、それだけ取られちゃうといくら点取っても勝てない。ディフェンスが後半甘くなってしまったかなと思います。(相手の内外止められなかった)前回3Pですごく流れ持ってかれたってのがあって、今回は外を注意してやってたんですけど、そうするとドゥドゥに中でゴリゴリやられて。そこのケアだったり、どこに重心置くかっていうのを全員がコミュニケーションを取って突き詰めていけば、守れない相手ではなかったと思います。(リーグ戦全体)上の1、2、3番ポジションとかはそれなりにみんなでタイムシェアできてたんですけど、下の4、5番ポジションのタイムシェアっていうのが少なくて。やっぱりどうしても負担がかかって後半戦は義也もケガしちゃったし、疲れが出てきて留学生のところでやられちゃったり。やっぱり4、5番のところの底上げとか、出た人がもっと頑張ってみんな同じ力でディフェンスできるっていう状態をインカレに向けてつくっていきたいです。1、2、3番も満足できる内容ではないし、それぞれがもっとスキル上げて底上げしていけばもっと良いチームになると思います。リーグ戦通して明治のこれから改善しなきゃいけないところとか、明治はこういうことしていけば勝てるなっていうのが見えたので、ラストインカレに向けて、短所は克服して長所を伸ばして全員でやっていけたらと思います」

 

吉川

「ドゥドゥのところをどうやってカバーするかという感じで臨んだんですけど、オフェンスリバウンドでやられてしまいました。こっちのオフェンスは最初は悪くなかったんですけど、やっぱりディフェンスが良くなかったです。あとは自分たちのミスから点を取られてしまったので、そこがいけなかったかなと思います。(守り方)最初は今川とか森山が1人でついてみて様子を見て、ダメだったらガードとかがダブルチームにいこうというのを対策としていた。でも2人目がいって外にパス出されて、ローテーションしてそこからリバウンドとなると誰かしら(相手が)空いちゃうので取られてしまったし、そもそも2人や3人で守っていたところがゴール下でやられてしまうこともあったので、もう1回練習で確認しないといけないです。(リーグ全体通して)チームとしては去年の8連敗もあったから初戦はみんな硬かったというのはあったけど、そこで連勝できて勝てるというのは分かったし、結局8勝しかできなかったけどいい勝負はできたから、プラスに考えたいです。個人的には拓実がいない分1番をやらせてもらえて本当にいい経験ができました。パスを覚えたので。最初は1番っていうのを深く考えすぎていて引き付けてパスしか頭になかったんですけど、自分が行ってからのパスをできるようになったのが大きく変わったのかなと思います。(課題)やっぱりまずはリバウンド。小さいなりにももっと頑張らなくちゃいけないです。センター陣だけじゃなくて、チーム全体で押し込まれないでやるというのが課題です。オフェンス面は、周りが止まらずにみんなで攻められればいい形でできていたので、深く考えずしっかり練習をやっていければなと思います。(4度目のリーグ戦の見え方)1、2、3年の時は好き勝手にやらせてもらっていたんですけど、4年になってチームがチームがっていう風な考え方になりました。先輩たちから『4年になったら(その考え方が)分かる』って言われていて、確かに4年目になってこういうことかと思って、自分よりチームを勝たせることを最優先にしなきゃいけないとうか『自分も行きたいけどここはこいつに出した方がいい』とか冷静にできたのかなと。まだまだですけどその中で自分も出すことはできたんじゃないかなと思っています。(インカレ)リーグ戦でチームの悪い部分はだいぶ見えたと思うのでそこを改善して、もう1回チーム一丸になって戦いたいです」

 

今川

「昨日悪い負け方をしたのでみんなで勝ちにいこうと試合に入りました。1ピリは戦うところは戦えていたんですけど、やっぱりリバウンドとか結局自分たちのミスで負けてしまったので反省の多い試合でした。相手に圧倒されたというより自分たちで勝手にパスミスしてだったり、そういうところから差を広げられたので、もっといい試合ができたんじゃないかなと思います。(ドゥドゥ)自由にやらせてもらっているからか、春よりもうまくなっています。1回抜かれてしまったのは申し訳なかったです。(リーグ戦全体)今年のリーグ戦は疲れた気がします。去年は連敗が続いて『勝たな、勝たな』っていうので精神的な疲れは今年よりありましたけど。今年は上位も狙えましたけど結局下位になってしまって、右下がりだったのでパッとしなかったのが悔しいですね。(リーグ通してのチームの雰囲気)練習は齋藤くんを筆頭にキャプテンもミーティングとかして、相手の対策とかをちゃんとやった上で試合に臨めて、みんなで勝ちを目指してやれていたのは良かったです。コーチがいない分ムラができてしまって、集中できていない日もありましたけど、そこで4年生が声を出すというか、集めたりしてやっていたので。コーチがいないことを言うと言い訳っぽくなってしまいますけど、いないにしてはよくやった方だと思います。それでも右下がりになってしまったのは、厳しいことを言っていた4年生にもどこかに甘いところがあったから落ちていったんだと思いますし、逆に拓殖とかは阿部諒さんとかがしっかりしていたから最後まで勝ち続けられたのかなと思います。(課題)留学生のいるインサイドの強いチームに勝てていないので、そこの強化というか、3週間しかないんで調整をまずしないといけないです。こういう言い方をすると申し訳ないですけど、留学生がいない分インサイドで負けてしまうのは当たり前というか、どうしてもやられてしまうと思う。逆にアウトサイドはジャパンに入っている拓実さんとか、強いメンバーがそろっているので、そこで戦う方法、例えばディフェンスで上から当たるとか考えていかないといけないなと思います。去年のように負けたくないんで、年下ですけど言うところはしっかり言ってやっていきたいです。あとはターンオーバーが多い試合が多くて、リバウンドが取れていない日に限ってターンオーバーも多くなって、2つがブッキングして一気にやられてしまうという日が多かったのでそれも気をつけたいです。(リバウンド日本人トップ)リバウンドは自分が取らないと勝てない状況だったので、ラッキーなのもありましたけど自分が取らなきゃという意識があったから取れたんじゃないかなと思います。ただ負けだしてから気落ちしてたからかあんまり取れていなくて。たぶん勝ってる日しか取れていないんですよ。負けだした時に、インサイドで支えてあげることができたら、今日にしてももっと楽に試合をすることができた。成長したといえば成長したのかもしれないですけど、良い時だけ良いじゃダメだと思うのでそこは反省です。苦労して勝ったし負けたし、苦労のリーグ戦でした」

 

野口

「前半はリバウンドは相手に多く取られてたんですけど、点差的にはそんなに離れてなかったと思います。3ピリの出だしが良くないからそこをしっかりしていけばって話してたんですけど、3ピリの出だしが良くなくてそれでそのままズルズルいっちゃって。リバウンド取れなくて点離されて、気持ちも落ちてターンオーバーとか出ちゃってみたいな。(3Pの確率)今日は1本目のシュートが入ってその後も続けて入ったので自分のリズムでシュートを打てたし、拓実さんとかジョーさんとかもドライブからキックアウトでパスを出してくれて、そうやって作ってくれたからというのもあります。(髪切ったのはスリーに影響)切ったのは火曜日くらい。それはない、いやあるかもだけど(笑)。(持ち味出せた)シューターっていう役割として一本一本のシュートが大事になってくるので、それをやっぱり決めれたことは強いと思うし、継続していけばいいなと思います。(練習で意識してたこと)自分はディフェンス良くなくて、それが原因で試合にも出れないっていうのがあります。だから練習の時はディフェンスで頑張ろうっていうのは意識してます。(リーグ全体振り返って)リーグ戦は今年2年目で、ケガをしたこともあって去年よりかはすごく短く感じて、いつの間にか終わった感じがします。今年の明治はコーチっていう立場の人が夏前くらいからもういなくて、その中でキャプテンの大河さんとか拓実さんとかを中心とした4年生の人たちが練習中も試合中も常に声を掛けてくれたから良い雰囲気でできて、リーグ戦を通して4年生の大事さを学びました。僕はリーグ戦あと2回あるし、生かしていきたいと思います。(インカレに向けて)インカレまであと1カ月くらいあるので、自分的にはシュートよりディフェンスの方を重点的に練習からやっていって、インカレで試合に出たらディフェンスから。で、シュートを打てるときがあればシュートを打っていきたいです」