明大スポーツ新聞部

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【剣道部】全日本インカレ直前特集② 同門選手特集(九州学院高校)

 1029日に、日本武道館で全日本インカレが開催される。先月の関東インカレで宿敵・中大を倒した後に準優勝を勝ち取り、今大会に駒を進めた明大。勢いそのままに19年ぶりの全日本インカレ優勝を狙う。全国の大舞台に向けて、剣道部の特集をお送りする。

特集2回目は、出場選手9人のうち同門出身である漆島伊織主将(政経4=九州学院)、古閑彰彦(商4=九州学院)、山田凌平(政経3=九州学院)、槌田祐勢(政経2=九州学院)、梶谷彪雅(政経1=九州学院)の対談をお届けします。剣道界で言わずと知れた名門・九州学院高校。高校剣道界の頂点に立ち、黄金時代を築いてきた5人の選手に当時を振り返ってもらいました。(この取材は1018日に行ったものです)

 

―高校時代を振り返っていかがですか

漆島「自分は中高6年間九州学院で過ごしたんですが、中学生の時は高校生と練習ができて、幅広く強い人とできるので、中学生からしたらすごくいい環境だと思います」

古閑「高校生からしたら県外からも強い人が集まってきて、自分が選手になるためにはどうしたらいいかっていうのを色々と学べたので、すごくよかったと思います」

山田凌「そうですね、自分は北海道から行きました」

―漆島選手、古閑選手は梶谷選手と高校では被っていませんでしたが大学でチームメイトになりいかがですか

古閑「入学前はほとんど関りがなかったんですが、やっぱり同門ということで共通した話題もあるので、入学してからは仲良くやってるよな?(笑)」

梶谷「はい!(笑)」

―特に苦しかった稽古はありますか

山田凌「(胴に)重りを付けて、稽古するのはきつかったですね」

漆島「僕たちの学年から始まりました」

山田凌「重い人は20kgくらい付けてましたね。めちゃくちゃきつかったです」

―辛いと思うことはありましたか

槌田「選手だけ稽古する時はそこまでじゃなかったので…」

全員(笑)

古閑「まあ、抜く時は抜くという感じです」

―高校時代、上下関係は厳しかったですか

山田凌「いや、そうでも…」

古閑「なにが『いや…』だよ、4年生が言うところだろ!(笑)優しくしております」

山田凌「いい雰囲気でやらせていただいていました」

―大学に入ってギャップはありませんでしたか

古閑「自分たちが(大学)1年生の時は大学に入って厳しいというイメージがあったんですけど、それがだんだん年を重ねるごとに緩くなっていったという気がします」

山田凌「そうねぇ(笑)」

古閑「おい!(笑)まあ、こんな感じです」

梶谷「先輩たちがいるから、大学でも高校時代と同じようにいい環境で伸び伸びとできるので、最高の環境です」

槌田「先輩方みんな優しいです」

―米田敏郎監督の教えで特に心に残っているものはありますか

漆島「一番怒られていたのは槌田ですね」

槌田「そうですね、1年生の頃からよく怒られてました」

漆島「自分の場合は、怒られるのはほとんど生活面でした」

古閑「授業中にガム吐き出したやつでしょ?」

漆島「そうですね、噂が一瞬で届いて。すごい怒られましたね

古閑「剣道で、というよりも私生活で人に迷惑を掛けたりということがあると厳しく指導してもらいました」

梶谷「普段から『見えないものを見ろ』ってずっと言われてて、見えるところだけじゃなくて見えないところも大切にして生活するっていうのを今でも気を付けています」

―最後に全日本インカレに向けて意気込みをお願いします

古閑「最後の試合になるので、今までの剣道人生の全てを懸けていけるところまでいって、一番いい賞を勝ち取りたいと思います」

梶谷「自分はまだ大学に入って1年経っていない中ですが、今までに培ってきたものをしっかり発揮して、1年生ですが先輩たちの胸を借りて思いっきりやって、優勝目指して頑張りたいと思います」

山田凌「関東で2位という悔しさがあるので、それをみんなが出して優勝を目指してやりたいと思います。組み合わせももう決まっているのでそれに向けてみんなでまた研究をしながら頑張っていきたいと思います」

槌田「できるだけ後ろに楽をさせられるような試合をして、優勝できるように頑張ります」

漆島「これだけ九学出身の選手が揃って出れるということも、なかなか無いと思うので、この機会を大切にして、しっかりと活躍をして、最後は優勝できるように頑張りたいと思います」

―ありがとうございました

[剣道部担当一同]