明大スポーツ新聞部

明大スポーツ新聞部簡易ホームページになります。 ただいま以前のホームページで一部システム障害が生じており、閲覧できない状態になっております。 復旧のめどが立つまで、今後こちらにて記事アップをしていきます。 ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

【バスケットボール部(男子部)】苦手意識拭えず 62―80で大東大に敗戦/関東大学1部リーグ戦

 ◆9・2~1029 第93回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)

1028 大東大2回戦(駒沢屋内球技場)

明大62131914151126242080大東大

 

 終始相手のペースで展開された。リーグ第17節の相手はモッチを中心としたインサイド主体の大東大。前半は相手の高さに手を焼いたが、なんとか食らい付き7点ビハインドで終えた。続く第3クオーター(Q)。インサイドを攻められ24点差をつけられてしまう。逆転を狙った最終Qも得意の速い展開を作り出せず6280で敗戦。相手の高さに対応できなかった。

 

 

スターターは齋藤拓実(営4=桐光学園)、吉川治耀(情コミ=京北)、濱西秀人(国際4=国学院久我山)、森山修斗政経3=瀬田工)、今川友哲(営3=大阪桐蔭

 

 

f:id:meisupo66:20171028202635j:plain

チーム2位の12得点を挙げた須藤

 

 勝機が見いだせなかった。立ち上がりは「速攻も出ていて戦えた」(今川)と得意の速い展開で相手の高さに対抗し一桁点差で前半を終えた。しかし、続く後半。「ディフェンスリバウンドをみんなで取る意識が薄くなっていた」(今川)と相手にリバウンドを取られモッチを中心に3分間で12失点を許す。オフェンスリバウンドを取られてしまうと「走るにも走れない」(吉川)。得意の速い展開に持ち込むことができず後半開始4分間無得点。濱西の速攻で初得点を奪うも「苦し紛れのシュートが多かった」(吉川)と後が続かず。このQは最大24点差をつけられた。悪い流れのまま迎えた最終Q。齋藤のアウトサイドシュートなどで残り7分半で15点差まで詰め寄ったがモッチに連続10得点を許し、その差は再び20点台に。その後も逆転の糸口をつかむことはできず「明大の悪いところが全部出てしまった」(吉川)と6280で敗北。完敗だった。

 

 苦手意識を克服したい。今季のリーグ戦留学生が在籍するチームとの対戦成績は11戦7敗。今試合においてもモッチに27得点を許した。この成績に「留学生への苦手意識は多分ある」(吉川)。これは11月に控えるトーナメント制のインカレにおいて致命的な弱点になる。リーグ最終戦の相手は拓大。留学生プレイヤー・ゲイを中心に既に優勝を決めている強敵だ。「インカレにつながるように」(森山)とインカレ前最後の公式戦で留学生への苦手意識を払拭し、リーグ最終戦を白星で飾りたい。

 

[長沼遼太]

 

試合後のコメント

濱西

「ファーストブレークで得点を重ねる明治のバスケットができなかったです。入りはできてたんですけど、だんだんできなくなってきてずるずる点差をつけられて負けちゃったという結果です。原因は要所要所でリバウンドを支配されたことだと思っていて、リバウンドを取られると走れなくなるし、ディフェンスでしっかりボールを取らなきゃいけなかったです。(ゴール下で負けた)ビとモッチは体も強いし高さもあるので、センター陣は頑張ってくれてたんですけど、フォワード陣ガード陣がボールを弾きに行くだとか、気遣いができてなかったです。結局センター陣が一対一になって高さで負ける形になってました。全員でマイボールにしようという意識が足りなかったです。(3番不安定)俺以外みんな2年生で経験ていうのも少ないから、まず俺が2年生に示したいのはディフェンスをしっかりやるということ。それぞれ特徴あるしオフェンス面では能力あるから、安定を求める意味でもディフェンスを頑張ってほしい。だから自分も示すという意味でディフェンスやってます。(拓大と最終戦)拓大は勢いのあるチームで、1番やられちゃいけないのはドゥドゥのところ。ドライブもスリーもあるので、そこは全員で守っていかなきゃいけない。前回は3Pが入り初めて逆転されて負けてしまったので、反省を生かして、3Pをやられないというのは徹底していきたいです。前回と同じ負け方したら成長ないので、反省生かしてインカレに向けて。インカレまで公式戦最後なので、つながるようにしっかりみんなで頑張っていきたいです」

 

吉川

「全体的にリバウンドが取れなかったっていうのとオフェンスがいいシュートが打てなかったです。拓実(齋藤)とかがボール持ちすぎて単発になったり、苦し紛れのシュートが多くていつも通り自分の形で打ててなかったから点も取れないし、どんどん流れも悪くなってこういう試合になってしまいました。(早い展開に持ち込めなかった)そうですね。前半は僕とか走っていい流れをつくろうとしたんですけど、オフェンスリバウンドを取られてたから走るにも走れなかったです。(前半は)良かったと思います。自分はしょうもないターンオーバーしてしまったんですけど、リバウンドもみんなが頑張っていましたし。後半の入りからモッチにやられて、外のシュートも入れられたんで。切り替えるしかないですね。(試合後のミーティングは)今日は明治の悪いところが全部出たから切り替えるしかないっていう話をしました。明日は拓殖の優勝が決まっているけど関係なく勝ちにいきたいです。(明大の悪いところとは)パスが回らなくなってしまって、走る人も走らないし、個人技になってしまって人任せになるところですね。人任せっていうのがけっこう多くて連携がとれていませんでした。切り替えないと明日もこんな感じになってしまう。今日はみんなミーティングのときも落ち込んでたしいい感じに切り替えたいです。(留学生への苦手意識は)多分ありますね。今川も頑張ってるけど、シュートのときにブロック恐れているし、どうにかして改善しないといけないです。相手がでかいからこっちは速い展開にに持っていくのがベスト。前回の拓大戦も4ピリまではいい流れだったしその感じを思い出して勝ちたいです」

 

今川

「悔しい結果になりました。前半はなんとか戦えたんですけど、後半でディフェンスのところをやられて一気に試合終わった感じです。(モッチは)寄って抑えようという話をしてたんですけど、ファウルがかさんでしまって寄る側になってしまって、モッチを抑えきれなかったです。(ファウルは)ファウルって言われても仕方なかったと思うんですけど、正直納得いかないファウルが何個かあって、運がなかったです。(インサイドの得点)モッチもビも体強くて押し込めなかったです。ベンチでも、モッチにつかれたときに引き出してほしいっていうのがあって外もやりながらっていう感じです。(良かったところは)1Qは速攻も出ていて戦えてました。後半は速攻の得点が少なくなってしまったというのとディフェンスリバウンドをみんなで取る意識も薄くなって、取れないから速攻にもつながらなかったです。前半は取られ過ぎてなかったことが良かったのかなと思います。(ミーティングでは)今日は切り替えて、明日でリーグも終わりだし、インカレ前の最後の試合なので勝ってインカレに繋がる試合にしようっていう話でした。(明日への意気込み)拓大はドゥドゥが中心でインサイドというよりはアウトサイドからやってくるのでファウルせずにとめて4Qまで戦える試合をして勝ちたいです」

 

森山

「個人的な反省として、出だしからずっとターンオーバーとか良くないシュートセレクトで相手の流れにしてしまったなと思います。今日絶対自分がチームの足を引っ張ったと思うので、明日は最後なので、なにがなんでも勝つ気持ちでやっていきたいと思います。(モッチにやられた)今川のファウルが混んだ時に自分がついて。ダブルチームで潰すっていう約束があったんですけど、自分のディフェンスが甘くてダブルチームの中割られる場面が多かったです。明日も留学生いるので、やられないように集中してやっていきたいです。(速攻が少なかった)ディフェンスが悪かったのが原因だと思います。もっとディフェンスしっかりしないといけないです。(良い時間帯がなかった)相手のやりたいバスケットをやらせてしまったなと思います。それをやられてしまうと今日の完封みたいな試合にされてしまうので、明日は自分たちの持ち味を出して、徹底してやりたいです。一時的に徹底するとかじゃなくて、試合を通してずっと徹底できれば今日の試合の逆みたいにできると思います。(拓大と最終戦)良い成績を残すには勝たないといけないです。他のチームの勝敗次第ではあるんですけど、勝って上にいきたいです。インカレにつなげられるように、なにがなんでも勝ちたいと思います」