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【準硬式野球部】終盤追い上げるも力及ばず 準決勝敗退/木村杯秋季新人戦

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最終回あと一本が出ず悔しがる千田

10211029 木村杯秋季新人戦(早大東伏見グラウンド他)
1028 対立大戦(法大多摩グラウンド)
 明大5―6立大〇

 

準決勝
立大
明大

 

 あと一歩のところまで追い詰めた。木村杯秋季新人戦準決勝の相手は立大。1回表から先発・大南和優投手(商2=川越東)が3点を失う苦しい展開に。打線も相手投手の動く球に苦しみ9回表終わって2―6と大きくリードをされる。迎えた最終回、交代した投手を攻め立て1点差まで詰め寄るものの、千田京平内野手(農2=花巻東)、竹村律生内野手(営2=佐野日大)が凡打に倒れ敗戦。今季も新人戦は準決勝で姿を消すこととなった。

 

 四球からリズムを崩してしまった。立ち上がり思うように制球が定まらなかった先発・大南は3点の先制を許す。「四球も多く球数も多かった」(大南)と初回の投球を反省した。2回以降は低めに球を集めて粘りの投球を見せたものの、4回5失点でマウンドを降りた。「今日の反省を糧にしたい」(大南)。大南は外野手から投手に転向して登板経験もまだ少なく、課題も多い。投手としての経験を積み、来年の春季リーグ戦ではチームに貢献する投球をする。

 

逆転はならなかった。4点リードされて迎えた9回裏。この回から交代した投手を攻め立てて、藤井力哉内野手(商2=明大中野八王子)の犠飛と暴投などで1点差に詰め寄る。1死二塁となって打順が千田に回る。千田は今秋不振に苦しんでいたものの、3回に適時打を放っていた。振り抜いた打球は中堅手左を襲う痛烈な当たりに。しかし中堅手が懸命に腕を伸ばして球を捕球。同点打かと思われた打球はもぎ取らてしまった。後続竹村も左直に倒れて、1点差で敗戦。「勝負弱さがでてしまった」(千田)と、勝負所で一本がでなかったことを悔やんだ。「後半の踏ん張りはとても良かった」(平島嘉之外野手・営3=明大中野八王子)と春からの成長を評価。明大らしい諦めない野球は4年生から後輩たちにも引き継がれている。

 

 この敗戦を次につなげる。4年生が引退をして新チームが本格的に始動する。「数をこなしていきたい」(平島)と、今冬は練習量にはこだわって練習に取り組む。来年こそは平島新主将を中心に4年生が成し遂げられなかった全国制覇を目指す。

 

[大西健太]

 

試合後のコメント

平島

「最後によく追い上げたと思いますけど勝ち切れなかったので非常に悔しい結果です。(序盤の失点は)ある程度ミスが出ることは考えていたので、1番は序盤に失点したというよりもその後に点を取れなかったのが大きかったと思います。(9回は)久保田駿主将(法4=広陵)さんのチームから大きく変わったところで、明治はあれだけ点数を離されていると今まではあっさり負けていました。最近は後半の踏ん張りや2死になってからでも点数を取りにいける部分が成長してできていると思うので、そこはチームとしての大きな成長でそこから逆転して勝つことができなかったことが課題だと思います。(反省点は)選手はよく頑張ってくれたと思うので、その選手を起用して勝てなかったのは戦略面だと思うので、そこは自分や星野周太郎内野手(商3=明大中野八王子)、監督と話し合って、どのようにして点を取って、どのようにして点を防ぐかという部分をもう少しうまくやっていきたいと思います。(良いところは)個々ができることを発見することができたので、安打は2試合含めて少なかったですけど、その中でもどちらもいい勝負ができたところ良かったです。投手は調子が悪くても投げ切る、打者も調子が悪くても塁に出て点を取っていけることが良かったと思います。(冬は)数をこなしたいと思います。数多く捕り、数多くバットを振ったりする部分で数を追求したいです。ここの実力をもっと高めていかないと先輩方が目標としていた日本一には届かないので、数を追い求めてやっていきます。(目標は)始めに関東があるので関東で優勝することです。そこからリーグ戦優勝で、全て優勝することがベストだと思っているので、先輩方が叶えられなかった部分を僕たちが成し遂げていきたいと思っています」

 

大南

「結果打たれて四球もあったので、緊張はしませんでしたけど、あまり投球としては良くなかったです。(心境は)新人戦は全員で頑張って優勝しようという話はしていたので、勝ちにいくために自分のできるプレーを精一杯しようという気持ちで試合に臨みました。(失点して気持ちの切り替えは)点を取られてしまったのは仕方がないので、ここからどのようにして切り抜けていくかを考えて点数を与えないように投げました。千田から低めを意識するように言われたので、途中から意識して投げました。(調子は)悪くなかったです。試合になるとわからないので、あまり経験もあるわけではないので、調子の良し悪しよりはこれを糧に練習して、今日見つかった課題を克服したいと思います。(課題は) 四球も多く球数も多かったので、制球力やその中で低めに投げることなどを意識して投げるように練習します。(投手が転向から)登板機会は少ないですけど、こうやって投げさせてもらっている以上はそれ相応のプレーをしなければいけないと思うので、今日の反省を糧に練習を懸命に頑張りたいです。(今後は)特にやりたい役割はありませんけど、当てられた役100%120%応えられるような選手になっていきたいと思います。(意気込み)今日はよくなかったですけど、自分のおかげで勝てた、チームを救ったと言ってもらえるように頑張りたいです」

 

千田

「勝ち切れず、勝負弱さが出てしまったと思います。(適時打は)久しぶりだったので嬉しかったですけど、3番なので打たなければいけないので、これからはしっかり打ってチームに貢献できるように頑張ります。(苦しい時は)特に心がけたことはないですけど、新人戦は思い切ったプレーをしようとしました。チームに声をかけながらやりました。(中心選手としては)公式戦に久しぶりに出場する選手が多いので声かけて少しでもリラックスできるようにチームの中心として頑張りました。(追い上げは)投手が変わって流れがこちら側に来ましたけど、そこで取りきれなかったので課題なので、来年の公式戦になりますけどしっかりそこまでに練習をやっていきます。(新チームでは)下からどんどん引っ張っていってチームが勝てるように頑張ります。(意気込み)調子はあまり上がらなかったですけど、この一振りで成長して春は頑張ります」